妊活・妊娠

【費用公開】日産厚生会玉川病院(産科)~コロナ渦での出産~

2022年2月、東京都世田谷区の日産厚生会 玉川病院で出産しました。コロナ渦ということもあり、通常とは異なる点もあるかと思いますが、産科棟や入院中の食事、費用について紹介したいと思います。

分娩時の立ち会い・面会について

玉川病院では、コロナの感染者数が減少していることから、2021/10/25~2022/01/13の間、一時的に分娩時の立ち会いを2時間のみ出来るように緩和していました。しかし、オミクロン株による感染者数の再拡大により、私が出産した際には、厳格な措置に戻ってしまい、立ち会い・面会はNGでした…(※)。
※産科棟の入口(ガラス越し)での面会は15分可能とのことでしたが、当然抱っこしてもらうことも出来ないので、私は希望しませんでした。

部屋

玉川病院 産科 個室

退院の際に撮った写真です。散らかっていて、すみません…。
そして、シャワー室・トイレ・洗面台の写真を失念しました。

玉川病院のサイトに部屋の写真が載っているので、リンクを貼っておきます。
玉川病院 入院のご案内

玉川病院は全部屋個室です。15部屋程あるようです。

設備も新しく清潔で、大変快適な入院生活を送ることが出来ました。

玉川病院にはLDRは無いようで、陣痛中は、各人の個室で過ごします(耐えます)。
子宮口が全開になってから分娩室に歩いて移動、産後は分娩台で約2時間過ごしてから、部屋に戻ります。
※私の場合は自然分娩だったので、帝王切開etc、その他の分娩時は、また異なるかもしれません。ちなみに、玉川病院は、無痛分娩はやっていません。


産科棟

産科棟は、ガラスの自動ドアで区切られており、インターホンを押して中に入れてもらうスタイルです。

今は、コロナで妊婦以外は入れてもらえず、面会や分娩時の立会もNGでした。

そのため、大変静かに赤ちゃんとの時間を過ごすことが出来ました。
ポジティブにとらえれば…ですが。
本当は立会出産もしたかったし、産後には、面会にも来てもらいたかったです。

調乳スペースに、お湯と冷水が出るウォーターサーバーがあり、入院中はここの水を飲むことが可能です。

私は水筒を持っていっていたので、そこにウォーターサーバーから冷水を入れていました。※コロナで、直接入れられないので、一度紙コップに入れてから水筒に移す作業が必要。

また、電気ケトルが借りられるので、入院中はお湯を沸かして、持ってきていたティーバッグでお茶を飲んでいました。水筒大活躍です。

自動ドアの外には自動販売機が、1階には売店(デイリーヤマザキ)があるので、そこで買ってくることも可能です。

授乳室がありますが、今はコロナで、基本的には自室での授乳になっているようです。コロナ前は、妊婦さん同士の交流にもなっていたようで、ちょっと羨ましいなぁと思いました。


食事

ある日の食事です。

朝食
昼食
夕食
夜食
1週間の献立表

食事は美味しかったですが、豪華なフレンチフルコースを出すような産院と比較すると、質素ですね。総合病院で出産する場合は、あまり食事には期待できないようです。
夜食が、小さなパンと野菜ジュースなのが少し悲しかったです。
夜食は、甘いものが食べたかったな…と(笑)

献立表には載っていませんが、入院中に1度「レディースランチ」が提供されました。個人的には、これが一番満足度が高かったです。

他には、写真を撮るのを失念してしまいましたが、お祝い膳も提供してくださいます。
祝い鯛が出てきました。

レディースランチ

その他には、一度おやつが提供される日があります。

事前にアンケート用紙が渡されるので、自分で食べたいものを選択し、回答しておきます。
産後3日目位の15時のおやつに提供してくださいました。
私の時は、以下の4つから選択出来ました。

  • イチゴのケーキ
  • モンブラン
  • レアチーズケーキ
  • あんみつ

どれも美味しそうで、迷いましたが、あんみつにしました。
とても美味しかったです。

このおやつの時間がとても幸せでした~♡
産後の疲れが癒されました。

あんみつ

持ち物

玉川病院はアメニティが充実しているので、持ち物はそんなに必要ありませんでした。

➡➡玉川病院のアメニティはこちら


私は、インスタやYouTubeを参考に、陣痛バッグと入院バッグを用意しました。


写真のもの、プラス赤ちゃんの洋服や、おくるみが必要になるので、最終的にはまぁまぁな荷物量になりましたが(^^;

持って行って良かったもの

  • 延長コード
    ➡コンセントがベッドから少し離れていたので、ベッドで寝転がりながら充電できたのは本当に良かった。
  • S字フック+エコバッグ
    ➡ベッドの横に必要なものを掛けておけたので、陣痛中や産後動けないときに便利だった。
  • 水筒&ティーバッグ
    ➡ウォーターサーバーのお水や、電気ケトルで沸かしたお湯でお茶を飲むのに役立った。
  • ゼリー飲料
    ➡たまたま出産が夕食時間と重なり、産後に食事抜きとなり、空腹に染みたウイダーインゼリー。出産前のエネルギー補給に持ってきていたが、意外なところで役立った。
  • スマホ用の三脚
    ➡赤ちゃんを抱っこしながら、パパとビデオ通話出来て便利だった。
  • お菓子
    ➡ちょっと小腹が空いたときに最高。

必要なかったもの

  • メディキュット
    ➡産後の浮腫み対策で、メディキュットを持って行ったものの、日に日に浮腫みがひどくなり、最終的にメディキュットが履けなくなり、あまり役に立たず…。退院時には靴が履けず、主人にサンダルを持ってきて貰うことに。
  • 貼るカイロ&レッグウォーマー
    ➡陣痛中に体を温めると、陣痛が進むと聞いていたので、持参したものの、
    体が発熱しすぎて、ずっと暑く一切使用せず。
  • ペットボトル用ストロー
    ➡私の場合、陣痛中に横になると、陣痛の痛みが増し、かなり痛かったため、分娩台に行くまでは、ほぼ起き上がった状態で過ごしていたため、ほぼ活躍せず。

その他

お昼寝アート

入院中に「お昼寝アート」を撮って下さいます。
かわいいので、良い記念になりました。

出産したシーズンによって、色々とバージョンがあるようです。
玉川病院のホームページに掲載されているので、宜しければご覧ください。
お昼寝アートこちら

足形

足形

産後4日目に足形を取ったものを頂きました。

家に帰って、自分で手形と足形を取ってみましたが、こんなにキレイには取れず(^^;
頂いたものは、大変良い記念になりました^^

アロマトリートメント

アロマオイルマッサージの案内

入院中に一度、無料でマッサージをしていただけます。
好きなオイルを2つ選択します。
オイルは、実際に香りを嗅いで選択可能です。

施術時間は20~30分と記載がありますが、体感的には実際の施術は10分程で、準備も含めて20分という感じでした。

正直、もっとやって~!とリクエストしたいですが、施術してくださるのは助産師さんなので、お忙しいだろうしな…と思うとそんなことも言えず(^^;

お土産

お土産

退院前にお土産を頂けます。

写真以外にも、冊子等を色々と頂きましたが、かなり重かったので、退院時に処分して頂きました(助産師さんが「皆さん、結構置いて行かれますよ。必要なものだけ選んでお持ち帰りください。」と仰っていました。)。


入院・出産費用

玉川病院のホームページ費用案内はこちら

基本的には、ホームページに記載されている通り、全てコミコミで70万円と思っていたら大丈夫かと思います。

夜間、深夜、休日のお産でも、追加費用は掛からないので、高いけれど、その辺りは分かりやすかったです。
また、玉川病院の産科は全室個室のため、大部屋(相部屋)で安く済ませることが出来ません。自動的に室料差額15万円は発生します。

70万円から、出産育児一時金の42万円を差し引き、手出しは約30万円。

出産費用


実際に私が支払った合計額は、303,960円(内訳:723,960円-420,000円)でした。
こちらは、退院時にクレジットカードで決済をしました。

ちなみに、事前(妊娠35週まで)に、入院保証金として32万円の支払いが必要です(直接支払制度を利用しない場合は74万円)。

退院時は、入院保証金から差額返金、もしくはクレジット決済を選択出来たので、少しでもクレジットのポイントを貯めようかな…との貧乏根性から、クレジット決済でお願いしました(もちろん、クレジットの場合は、入院保証金は全額返金されます)。

以下、出産費用の明細です。

内容金額
入院料150,000円
室料差額150,000円
分娩料180,500円
新生児管理保育料66,000円
検査・薬剤料2,350円
処置・手当料97,800円
産科医療補償制度12,000円
その他※65,310円
合計723,960円
玉川病院 出産費用(自然分娩)

※【その他】の費用で分かる範囲(明細に記載されていたもの)を以下に記載します。

  • 出生証明書(役所に提出するもの) 3,000円
  • PCR検査2回 3,840円
  • 出産手当証明書(会社に提出するもの)1,000円
  • 郵送代(レターパック青)370円

また、退院時にむくみがひどかったので、漢方薬を処方して頂いています。
恐らくその代金もその他に含まれているかと思います。
それ以外の約5万円は何の費用でしょうね(^^;

妊婦健診費用

私は40週3日で出産をしました。

出産までに合計15回妊婦健診に行き、支出総額は37,160円でした。
全て玉川病院で健診を受けています。

妊娠検査薬で陽性が出た後、10日後くらいに病院に行きましたが、その際のお会計が10,000円で、高っ!!と思った記憶があります。
赤ちゃんの心拍が確認できて初めて母子手帳を貰いに行くので、それまでは補助券なしでのお会計となり、一体今後いくらになるんだろう…とちょっと恐怖でした(^^;
補助券のお陰で、4万円以下に収まりましたが。

ちなみに、世田谷区の妊婦健診補助券は14枚もらえますが、私の場合1枚を残して出産となりました。

感想

玉川病院で出産して本当に良かったです。

先生を始め、助産師さん、お部屋を掃除してくださるスタッフの方、
皆さん優しくて、感じが良く、安心して出産・入院生活を送ることが出来ました。

産後は、助産師さんが常に寄り添ってくださり、初めての子育てで不安が多い中、一つずつ解消することが出来、非常に心強かったです。

妊婦健診は、主治医制度で毎回同じ先生に診て頂きますが、その先生(女性)がとても優しく、説明も丁寧で、安心して妊娠期間を過ごすことが出来ました。

コロナで妊婦健診も立会不可だったため、毎回健診時には胎児エコーの動画をスマホで撮影させて頂いたのですが、先生が赤ちゃんの様子を丁寧に説明してくださったので、主人や親も成長の様子がよく分かると、喜んでいました。
※玉川病院は、2Dエコーのみです(3D・4Dはやっていません)。

余談ですが、姉が神奈川で人気の産院で出産したのですが、健診時には、基本的には先生は診てくれず、臨床検査技師さんか助産師さんがエコーを診てくれると話していました。
その話を聞いて、毎回、産婦人科医の先生が時間をかけて診てくださる玉川病院にして良かったなと、心から思いました。

もし、出産や健診をどこの病院にしようか迷われている方がいらっしゃったら、玉川病院を強く、おススメします!!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

投稿者

mitsukilog.207@gmail.com

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