
【出産レポ】34歳・初産・自然分娩の記録

2022年2月、40週3日で第一子となる女の子を出産しました。
コロナのため、入院から退院まで(もちろん出産時も)、
一切、立ち会いや面会禁止での出産となりました。
経過
症状 | |
40週1日 | |
21:30 | 初おしるし有(水っぽく薄っすら) |
23:30 | しっかり目のおしるし有(生理初日みたいな) |
40週2日 | |
2:30 | 陣痛⁉ お腹の痛みで起きる。お!これが陣痛か… 定期的に8分間隔… ん?間隔狭くない?(産院で教わったのと違うぞ…) 子宮全体が、キューッとなる感じ。 とりあえず、陣痛タイマーで計りつつウトウト。 全然寝られない。 時に5~6分間隔の時も。 (今思えば、なぜこの時に病院へ連絡しなかったのか…) |
6:00 | ・起床 ・陣痛バッグ&入院バッグの最終確認 ・朝食 |
9:00 | ・病院に電話 その頃から陣痛の痛みがマシになる。 それを伝えると、様子見に。 その後、陣痛間隔が15~20分間隔に開いてくる。 |
日中 | 定期的に痛みはあるが、夜中よりは陣痛弱く、間隔も長め。 散歩でもして、陣痛促進しようかと思うが、 心配だからと主人に止められ、家でゴロゴロして過ごす。 |
20:00 | ・茶褐色のおしるし有 ・シャワーを浴びる |
23:30 | 寝ようとしたら、8分間隔で陣痛来る 一旦、陣痛タイマーで1時間ほど計測 |
40週3日 | |
0:30 | 痛いのが続くので、病院に電話。 状況を伝えると、病院に来てくださいとのこと。 場合によっては帰宅の可能性も。 陣痛タクシーに電話し、一人で病院へ。 (コロナで立会&面会が一切NGとなり、主人とはここでお別れ) |
1:30 | ・病院着 ・助産師さんの内診&NST 子宮口2-3cm、陣痛5分間隔とのこと (自分で計っていたより間隔が短く、少し驚く) ・入院決定 ・PCR検査 |
3:00 | ・入院説明 ・検尿 ・点滴開始 ・主人に入院が決まったことを連絡 |
ベッドの上でウトウト… 定期的に来る痛みで眠れない 2日連続の寝不足、キツイ | |
6:50 | ・先生の内診 茶褐色のおしるしが大量に出ててビビる。 内診は、めっちゃ痛い。子宮口は3-4cm。破水なし。 モニターして、場合によっては、促進剤を使う可能性を示唆される ・腰のレントゲン撮影 |
7:10 | NST |
11:20 | ・主治医の先生の内診 子宮口8-9cm 終わりが見えたんじゃ!?と勘違いする。 陣痛間隔が5-6分から、狭まらず…。 (本来は、子宮口8-9cm時点で、 陣痛は1-2分置きに来るものだそう) |
12:00 | 昼食を普通に食べられてる事を、助産師さんに驚かれる。 このときの痛みと間隔は、まだまだ序の口だったよう… |
13:00 | 促進剤の利用に同意し、午後から点滴スタート。 どんどん痛くなる痛みに、身体震える。 下腹部がものすごく痛い (包丁でグリグリされるような感じ。) それなのに30分毎に点滴量増やされるという恐怖。 促進剤を打ち始める前の陣痛の痛みとは比じゃない位、痛い |
14:00 | 共有で閲覧できる陣痛タイマーアプリを入れていたけど、 スマホを触る余力もなくなる (主人に、陣痛経過を全く伝えられなくなる) |
17:00 | ・内診 陣痛が来ていない状態で内診後、 「陣痛マックスの時に、もう一度内診させてください~」 と言われ、助産師さんも先生も、鬼だなと思う。 陣痛マックス時の内診・・・ 言わずもがな、メチャクチャ痛い。 「お、全開になりましたね」 「あ、右上がもうちょっとかな」 「あ、左下も、もう少しですね」 と内診台のカーテンの向こうで繰り広げられる会話。 ほぼ全開ならもう良いじゃないか…産ませてくれ、と思う。 |
17:15 | 「お手洗いで、おしっこして来て下さい」 と助産師さんに言われる。 陣痛の痛みで、尿意を全く感じないが、 頑張ってトイレまで歩く。座った瞬間、陣痛が来て、一人悶絶。 案の定、全く尿が出ない。 (点滴をしているので、膀胱には溜まっているはずだが…) |
17:30 | ついに!分娩台まで歩いて移動 |
分娩台に乗ってからは、まずは、分娩台でいきみ方の練習 (痛みと眠気で記憶が曖昧だが、そんな感じ。 とりあえず、助産師さんに言われた通りにやってみる) 助産師さんが乳首をマッサージして陣痛を促進。 陣痛の合間、眠気で意識が飛ぶ⇒痛みで起きるの繰り返し いきみ始めてから、風船が弾けたかのようにパチン!と破水。 破水すると陣痛が促進されるようだが、 私は最後の最後まで破水せず・・・ 途中で導尿。痛い。200ml採れたとのこと。 尿が溜まっていると、分娩に影響があるとか。 | |
19:13 | ついに!!娘誕生!! 頭が股に挟まってるときも、 会陰縫われてるときも全部痛かった… (会陰切開はせず、自然に破けた模様) |
子宮の収縮が少し悪いということで、 双手子宮圧迫法の処置。 片方の手(こぶし)を膣から入れ、 もう片方の手でお腹の上から子宮を挟み込むように圧迫された。 疲れすぎていて、もう、なされるがまま。 | |
破けた会陰の縫合 縫われるたび、 会陰の薄い皮が引っ張られるような感覚が。 痛くないって聞いてたけどな…(^^;まぁ陣痛に比べれば余裕。 溶ける糸で縫ってくださったようで、退院前に抜糸は必要無く、 退院までに円座なしで座れるように。 37週位から、カレンデュラオイルで会陰マッサージ(パック) をしていたのが少しは効いていたのか? | |
娘の処置(体をキレイにしたり)や体重・身長測定を分娩台で待つ | |
娘を抱き、助産師さんに写真&動画を撮っていただく | |
主人とテレビ電話で出産報告&娘を披露 | |
バースプランに胎盤が見たいと書いていたので、 助産師さんが胎盤とその緒を見せながら説明してくださった。 なかなか興味深く、記念にスマホで写真撮影。 | |
分娩台で休憩後、助産師さんが体を拭いてくださる。 車いすで自室に戻る。 | |
夕食抜きの刑 ちょうど、夕食の時間帯に出産が重なってしまい、 私の分の夕食は、 衛生上OKとしている2時間を経過してしまったということで、 撤収…。辛すぎる(´;ω;`)ウッ… 持ってきていた、ウイダーインゼリーを2個食べて、 空腹をしのぐ。 |
振り返り
促進剤を開始してからの、陣痛耐え時間の4時間位?が一番過酷でした・・・
私のような状況(陣痛間隔が狭まらない)を微弱陣痛と呼ぶらしく、
『コロナ渦が始まってここ1年半くらいで、同じような方が増えていて…助産師の間でも何でだろうって話しているんですよ』と助産師さんが仰っていました。
ステイホームが増えて、運動不足とかが影響したのでしょうか…
一番最初の陣痛のタイミングでさっさと電話して病院行ってたら、もう少し早かったのかな・・・とかなり後悔。
そして、もう一つの後悔は、娘が誕生する瞬間を撮影しなかったこと。
その時は、「やっと終わる~!!この痛みから解放される~!!」という気持ちが強すぎて、スマホで動画撮影どころでは無かったですが、少し冷静になると、いや、あの時撮影するくらいの気力はあったよなー・・・何で撮らなかったのだろう、と後悔。主人に見せてあげたかったな…自分でも見返したかったな…と。
とりあえず、陣痛中は、もう二度とこんな痛みは経験したくない!と思いながら耐えていましたが、本当に怖いもので、その痛みを忘れていくんですよね…
そして、産後の体はボロボロで…
年齢のせいも睡眠不足のせいもあるかもしれませんが…
とりあえず、無事に産めて良かった!
母乳育児を目指しているプレママさんへ
妊娠中、先生や助産師さんからNGが出ていなければ、母乳(乳首)マッサージをしっかりとやっておくことを、強く強くおススメします!
私は、産後の授乳で乳首がパックリ切れ、さらなる授乳で傷口がめくれ上がり、乳首がイソギンチャクのようになりました。
恐らくそこから菌が入り、悪寒・40℃の発熱・倦怠感・関節痛を伴う乳腺炎になり、発症した日は、娘を抱くこともできないくらい辛かったです。
私もマッサージはしっかりとやっていたつもりでしたが、
母乳育児は、軌道に乗るまでが想像以上に辛かった…(ヽ”ω`)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
出産はみんな違うようですが、頑張ってくださいね!